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ダランベール法のやり方とシュミレーション!ローリスクな必勝法といえるのか?

ダランベール法はカジノ必勝法の1つで、「負けた時に1増やし、勝った時に1減らす」というシンプルな賭け方です。

勝った時に1増やすことをダランベール法と呼ぶ人もいますが、ここでは勝った時に1増やすのが逆ダランベール、勝った時に1減らすのがダランベールとします。

シンプルなベットコントロールですが安定性が高く、高額なベットをするハイローラーにも利用者がいるほど幅広い層に人気があります。

有名なマーチンゲール法に比べて負けた時に資金が減りにくいので、バカラでもローリスクに実践できる可能性を秘めたダランベール法。

この記事ではそんなダランベール法について下記をまとめました。

この記事でわかること

ダランベール法のやり方

実際のシミュレーション

メリットとデメリット

相性の良い必勝法や改良版

これを解説
dogshijiboukuro
目次

ダランベール法とは?どんなやり方なのか解説

ダランベール法はフランスの学者「ジャン・ル・ロン・ダランベール」が開発したと言われる必勝法で、その賭け方はとてもシンプルです。

ダランベール法の賭け方
  1. 勝ったら1減らす
  2. 負けたら1増やす
サルくん
サルくん
覚えないといけないのは、この2つだけ!

例えば、3ドルからスタートした場合「負けたら次は4ドル、勝ったら2ドル」をベットし、その次も「負けたら1増やして、勝ったら1減らす」ことを繰り返すだけです。

増減させる「1」とは最小単位のことで、1ドルずつ増減させてもいいですし、2ドルずつ増減させても問題ありません。

ただし、増減させる額を増やすほどリターンは大きくなりますが、リスクも大きくなります。

ダランベール法と相性の良いゲーム

ダランベール法は勝った時に1増やして負けた時に1減らすベット方法なので、基本的に連勝が続くほど利益が増えていきます。

そのため、バカラやルーレットなど確率が50%のゲームで力を発揮する必勝法です。

なお、勝ち負けを繰り返すと資金はほとんど変わらない必勝法なので、連勝しないと利益が出ません。

ブラックジャックは確率50%ではないのでダランベール法と相性が悪いです。

続いて、実際のケースを例に挙げてシミュレーションしてみましょう。

ダランベール法のシミュレーション

ここからダランベール法ではどのようなゲーム結果になると利益や損失が生まれるのかをシミュレーションしていきます。

今回はライブカジノで人気の「ルーレット」「バカラ」でそれぞれ検証します。

バカラのダランベール法シミュレーション①

まずはベラジョンカジノで実際に進行しているライブバカラの大路を2つのテーブルから取得してきたので、それぞれシミュレーションしてみましょう。

大路の一番最初から20戦シミュレーションします。
シミュレーション時の条件
  1. 最小ベットは$1から
  2. 資金は100$
  3. ベットはプレイヤーのみ

Livebaccarat dairo1

回数 勝敗 ベット額 収益 資金
1回目 $1 $1 $101
2回目 $1 $1 $102
3回目 × $1 −$1 $101
4回目 × $2 −$2 $99
5回目 × $3 −$3 $96
6回目 $4 $4 $100
7回目 $3 $3 $100
8回目 × $2 −$2 $98
9回目 × $3 −$3 $95
10回目 $4 $4 $99
11回目 $3 $3 $102
12回目 × $2 −$2 $100
13回目 × $3 −$3 $97
14回目 × $4 −$4 $93
15回目 $5 $5 $98
16回目 × $4 −$4 $94
17回目 × $5 −$5 $89
18回目 $4 $4 $93
19回目 $3 $3 $96
20回目 $2 $2 $98

20戦プレイした結果「マイナス2ドル」と若干の損失です。

逆ダランベール法の場合は20戦やった結果「マイナス5ドル」と少し損失が出ています。

逆ダランベール法のシミュレーション結果
逆ダランベール法の場合
回数 勝敗 ベット額 収益 資金
1回目 $1 $1 $101
2回目 $2 $2 $103
3回目 × $3 -$3 $100
4回目 × $2 −$2 $98
5回目 × $1 −$1 $97
6回目 $1 $1 $98
7回目 $2 $2 $100
8回目 × $3 −$3 $97
9回目 × $2 −$2 $95
10回目 $1 $1 $96
11回目 $2 $2 $98
12回目 × $3 −$3 $95
13回目 × $2 −$2 $93
14回目 × $1 −$1 $92
15回目 $1 $1 $93
16回目 × $2 −$2 $91
17回目 × $1 −$1 $90
18回目 $1 $1 $91
19回目 $2 $2 $93
20回目 $3 $3 $95

大路を見るとわかるように連勝と連敗が交互に続いていて、最大2連勝なのに対して3連敗が2回あります。

このように、勝ちと負けがほぼ同じになるとマイナスが少しずつ増えていくのがダランベール法の特徴です。

バカラのダランベール法シミュレーション②

続いて、もう1つの大路を見てみましょう。

シミュレーション時の条件
  1. 最小ベットは$1から
  2. 資金は100$
  3. ベットはプレイヤーのみ

Livebaccarat dairo2

回数 勝敗 ベット額 収益 資金
1回目 × $1 ー$1 $99
2回目 $2 $2 $101
3回目 $1 $1 $102
4回目 $1 $1 $103
5回目 $1 $1 $104
6回目 × $1 ー$1 $103
7回目 × $2 ー$2 $101
8回目 $3 $3 $104
9回目 $2 $2 $106
10回目 × $3 ー$3 $104
11回目 × $4 ー$4 $100
12回目 $3 $3 $103
13回目 × $2 ー$2 $101
14回目 $3 $3 $103
15回目 $2 $2 $105
16回目 $1 $1 $106
17回目 $1 $1 $107
18回目 $1 $1 $108
19回目 × $1 ー$1 $107
20回目 × $2 ー$2 $105

20戦プレイして「プラス5ドル」になっています。

逆ダランベール法の場合は20戦プレイして「プラス11ドル」になっています。

逆ダランベール法のシミュレーション結果
逆ダランベール法の場合
回数 勝敗 ベット額 収益 資金
1回目 × $1 −$1 $99
2回目 $1 $1 $100
3回目 $2 $2 $102
4回目 $3 $3 $105
5回目 $4 $4 $109
6回目 × $5 -$5 $104
7回目 × $4 -$4 $100
8回目 $3 $3 $103
9回目 $4 $4 $107
10回目 × $5 -$5 $102
11回目 × $4 −$4 $98
12回目 $3 $3 $101
13回目 × $4 −$4 $97
14回目 $3 $3 $100
15回目 $4 $4 $104
16回目 $5 $5 $109
17回目 $6 $6 $115
18回目 $7 $7 $122
19回目 × $6 -$6 $116
20回目 × $5 -$5 $111

ただ、1戦目は負けたので除外して2戦目から11戦目までを見ると、4連勝してトータル勝率も6割あるのに資金は変わらないという結果でした。

このことから、ダランベール法は連勝後の連敗に非常に弱いというリスクが存在することがわかります。

【上の結果から考察したダランベール法の改良案】

サルくん
サルくん
2連敗からの4連勝なら逆に利益が大きくなっていたよ!

ルーレットのダランベール法シミュレーション

基本的にバカラでもルーレットでも結果は変わらないのですが、ルーレットシュミレーターをお借りして15戦プレイしてみました。

シミュレーション時の条件
  1. 最小ベットは$1から
  2. 資金は100$
  3. ベットは赤のみ

Roulette simyu

回数 勝敗 ベット額 収益 資金
1回目 $1 $1 $101
2回目 × $1 ー$1 $100
3回目 $2 $2 $102
4回目 $1 $1 $103
5回目 × $1 ー$1 $102
6回目 × $2 ー$2 $100
7回目 $3 $3 $103
8回目 $2 $2 $105
9回目 $1 $1 $106
10回目 $1 $1 $107
11回目 $1 $1 $108
12回目 × $1 ー$1 $107
13回目 $2 $2 $109
14回目 × $1 ー$1 $108
15回目 $2 $2 $110

15戦プレイして「プラス10ドル」になっています。

逆ダランベール法の場合は15戦プレイして「プラス9ドル」になっています。

逆ダランベール法のシミュレーション結果
逆ダランベール法の場合
回数 勝敗 ベット額 収益 資金
1回目 $1 $1 $101
2回目 × $2 −$2 $99
3回目 $1 $1 $100
4回目 $2 $2 $102
5回目 × $3 −$3 $99
6回目 × $2 −$2 $97
7回目 $1 $1 $98
8回目 $2 $2 $100
9回目 $3 $3 $103
10回目 $4 $4 $107
11回目 $5 $5 $112
12回目 × $6 −$6 $106
13回目 $5 $5 $111
14回目 × $6 −$6 $105
15回目 $5 $5 $109

また、連敗している時もベット額がそこまで大きくならないのでマーチンゲールほどリスクを背負う必要がないというのも特徴です。

ダランベール法のリスク(デメリット)

連敗してもベット額が増えすぎず、ローリスクで利益を得ることができる可能性のあるダランベール法では、デメリットもあります。

勝ちと負けを繰り返すと利益が増えない

ダランベール法は勝った時と負けた時の増減額が同じなので、勝ちと負けを繰り返すと利益が大きく増えません。

また、勝ちから入ると連勝・連敗が同数でも少しマイナスになってしまいます。

例えば1ドルで2連勝した後に2連敗した場合、2ドル勝っても3ドル負けるので勝ちと負けが同数でもマイナスになります。

勝ちから入ると利益が出にくい

上でも書きましたが、勝った後に負けたら資金はマイナスになる性質があるので「勝ち」から入ると利益が出にくいです。

もちろん、2連勝後に1敗しても利益は残りますが同数だとマイナスになります。

その代わり、1ドルから始めた場合は先に負けて次に勝つとプラスになるのでダランベール法を使う場合は「負け先行」の時の方が効果が出やすい「耐えの必勝法」だと言えるでしょう。

もしくは最初のベット額を1ドルではなく3ドル以上にすることでも対策可能です。

こうすることで勝ちから入った場合もベット額をマイナスすることができるため、勝ちと負けが同数でも利益を出すことができます。

流れを読む力が必要

ダランベール法は連勝しないと利益が出ません。

大路を見て流れを読み、次にどちらが出るのかを当てる力が必要になってきます。

次に何がくるのか予測するのが難しい場合は、バカラならプレイヤーだけ、ルーレットなら赤だけという風に無難に賭ける方を固定するしかありません。

しかし、バカラやルーレットなどの確率50%のゲームで同じ方に5回も6回も偏ること。

これは普通にありえることですが、頻繁に起きるわけではなく普通は1回~3回で逆が出るケースも多いです。

賭ける方を固定するやり方ではどうしても大きな利益は出にくく、時間をかけた割に資金は全然増えていないという結果になりやすいです。

ダランベール法のリスクを回避するには

ダランベール法のリスクをなるべく減らしたい場合は、下記を意識するといいかもしれません。

  • セルフハイエナ法と組み合わせる
  • リセットのタイミングを決めておく
  • 初期ベット額を少し増やす

セルフハイエナ法と組み合わせる

セルフハイエナ法とは、例えばバカラのプレイヤーが3回続いたら賭け始めるという風に「自分ルールを作る」ことです。

参入タイミングを決めることで的中率を上げ連勝しやすくすると、利益を積み重ねやすくなります。

リセットのタイミングを決めておく

ダランベール法はさっきも書いたように勝ちから入った場合、勝ちと負けが同数でも資金はマイナスになります。

そのため、せっかく3連勝しても後から3連敗すると資金が減ってしまうのです。

そこで、勝ちが先行した場合は「3連勝したらベット額をリセットする」という風に利確のタイミングを決めておくことで資金がマイナスになることを避けることが可能です。

初期ベット額を少し増やす

先ほども触れましたが、勝ちから入った際にマイナスが出やすくなることを防ぐために、初期ベット額を少し増やすことも有効です。

例えば、5ドルベットしていた場合、勝つと4ドルに下げることができるので1勝1敗でも1ドル利益が出ます。

2連勝くらいを許容できるように、最低3ドルからスタートするのはおすすめです。

この場合、連勝数を連敗数が上回ると逆にマイナスになります

ダランベール法の改良案

さて、ここからはダランベール法の改良案について考えてみます。

ダランベール法は大きく負けない代わりに、勝ちから先行して勝ち負けを繰り返すと結果的に資金がマイナスになるリスクがあります。

ではどうすればいいのか。

それが少し変則的な「逆ダランベール法」との組み合わせです。

一般的に逆ダランベール法とは、勝った時は1増やして負けた時に1に戻すというものです。

これを少し改良して「負けた時は1減らす」ようにします。

ベット方法が逆になるので、「勝ち先行」の勝ち負け同数のに逆ダランベール法は資金が少し増えます。

そこまで大きな変化は出ませんが、最初の1回目に勝つか負けるかで使う方を決めてもいいかもしれません。

ダランベール法は出金条件消化に最適?

流れを読む力が弱いと大きな利益は出しにくいダランベール法ですが、考え方を変えてみるとボーナスの出金条件消化には最適ではないでしょうか。

オンラインカジノでボーナスを受け取った場合は「ボーナスの30倍~50倍」という出金条件がかかります。

100ドルのボーナスを受け取った場合は「3,000ドル~5,000ドル」分のベットをしてカジノで遊ぶ必要があるのです。

これをスロットだけで消化するのはなかなか大変で、運が良くないと消化するのは難しいです。

しかし、ダランベール法であれば大きく勝ちにくい代わりに大きく負けにくいため、勝ったり負けたりを繰り返して出金条件を消化しやすくなります。

賭け条件の消化が目的であれば、大きな利益を出さなくてもトントンでボーナス分の利益が出ますよね。

また、一般的にボーナスプレイ時はベット上限が5ドル~10ドル程度に設定されているカジノが多いですが、ダランベール法はベット額がそこまで大きくなりません。

(負けた時にベット額が減るため)

そういう意味で破綻もしにくいので賭け条件の消化には最適だと言えます。

ただし、ボーナスの賭け条件を消化する時にダランベール法を使う場合は下記に注意する必要があります。

  • カウント割合が低くないか
  • システムベットの利用が禁止されていないか

多くのオンラインカジノには賭け条件にカウント割合が設定されていて、スロットは100%消化されるもののライブカジノだと10%~15%というところも多いです。

カウント割合が10%だと、100ドルのボーナスを受け取って30倍の賭け条件を消化する時に「100ドル×30倍×10%=30,000ドル」ものベットが必要です。

1回3ドル前後のベットだと10,000回という回数をプレイする必要があるので、なかなか大変です。

また、オンラインカジノによってはボーナス利用規約によってシステムベットの利用が禁止されているところもあります。

禁止されているカジノでダランベール法を利用した場合、仮に賭け条件を消化しても出金拒否されてしまいますので、プレイ前に必ず規約を確認しておきましょう。

ダランベール法は低資金でも実践できる

ダランベール法は負けた時にベット額が減るので、マーチンゲール法と違って1回のベット額が大きくなりにくいです。

そのため、入金不要ボーナスでも実践することができます。

慣れるとコンスタントに利益を出しやすい必勝法でもあるので、まずは入金不要ボーナスで練習してみてはどうでしょうか?

そして、勝てるイメージができてきたら実際に入金してプレイしてみましょう。

この記事で説明したとおり、ダランベール法は爆発的な利益は出ない代わりに大きく負けにくい堅実は賭け方です。

慣れると楽しくなってくるので、ぜひ実践してみてくださいね。

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この記事を書いた人

オンラインカジノの専門家、サルカジ管理人のトシです。ボーナス情報やKYC情報、入出金方法に至るまで、専門的知識を生かして分かりやすく情報発信しています。

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