フリーベットブラックジャックは「Evolution Gaming」社がリリースした新作ブラックジャックです。
通常のブラックジャックのルールに加えて、「フリーダブル」と「フリースプリット」という2つの仕組みを採用していることで多くのプレイヤーに人気があります。
2つともプレイヤーに有利なルールですが、「22プッシュ」というデメリットもあるため、遊ぶ場合はルールを把握しておきましょう。
この記事ではフリーベットブラックジャックの特徴とも言える、「フリーダブル」「フリースプリット」「22プッシュ」の3点を中心に詳しく紹介していきます。
フリーベットブラックジャックの3つの特徴
フリーベットブラックジャックが通常のブラックジャックと違うのは、大きく下記の3点になります。
- フリーダブルダウン
- フリースプリット
- ディーラーは合計22でプッシュ
最初の2個はメリットですが、最後の1個はデメリットです。
その他、配当などの違いも出てきますが、これはオンラインカジノごとに説明に記載してあると思います。
フリーダブル
フリーベットブラックジャックの目玉といえるルールが「フリーダブル」で、資金を使わずに無料でダブルダウンができるようになります。
例えば、最初に配られた2枚のカード合計が「11」の時は次のカードでブラックジャックになる確率が高いです。
そんな時に賭け金を2倍にして勝負するのがダブルダウンです。
ダブルダウンをする場合は必ず次に1枚引いて、出たカードに関わらずスタンドになります。
ダブルダウンは次に1枚カードを引くと勝てると確信した時に利用するものです。
ブラックジャックのフリーダブルダウンとは、通常は追加ベットが必要なダブルダウンを無料で行える制度なのでプレイヤーにとってメリットとなります。
フリーダブルを使えるのは、最初に配られた2枚の合計が「9」「10」「11」のいずれかの場合のみで、それ以外の数字の場合は通常のダブルダウンとなります。
特別な条件下でしか利用できませんが、勝てば配当が2倍で負けてもベット額分しか損をしないローリスク、ハイリターンの仕組みです。
なお、フリーダブルは最大で11の時までしか利用できず、追加で1枚引いても絶対にバーストしないためデメリットは一切ありません。
- フリーダブルとは追加ベットなしでダブルダウンができる仕組み
- ハンド2枚の合計が「9」「10」「11」の時に利用可能
- 絶対にバーストしないのでデメリットなし
フリースプリット
フリーベットブラックジャックのもう1つのメリットが「フリースプリット」で、資金を使わずに無料でスプリットができるようになります。
例えば、$5ベットして配られた2枚のカードが8と8の時に、追加で$5ベットして8のハンド2つに分割できるということです。
フリースプリットは、本来必要な追加ベットなしでスプリットができるプレイヤーにとって嬉しいルールです。
フリースプリットを使うには条件があり、配られたカードが「10」「J」「Q」「K」以外のペアの場合のみで、それ以外は同額をベットする通常のスプリット扱いとなります。
ブラックジャックは見えていないカードはすべて「10」と考えるのがセオリーなので、それを踏まえると「8」「9」「A」のペアの時はスプリットチャンスです。
- フリースプリットとは追加ベットなしでスプリットができる仕組み
- 「10」「J」「Q」「K」以外のペアの時に利用可能
- 「8」「9」「A」のペアが揃うとチャンス
22プッシュ
フリーベットブラックジャックはプレイヤーにとってメリットのあるルールが多いですが、デメリットも存在します。
それがディーラーの合計が22でプッシュになるという点です。
通常、ディーラーのカードの合計が21を超えることはバーストと呼ばれ、プレイヤーの勝利となります。
しかし、フリーベットブラックジャックではディーラーが「22」になった場合、プッシュ扱いとなり賭け金が戻されます。
仮にフリーダブルダウンを利用して配当が2倍になるとしても、ディーラーが「22」になったら意味がなくなってしまうということですね。
- 通常はディーラーのハンドが22だとプレイヤーの勝利
- フリーベットブラックジャックではプッシュになる
- フリーダブルを利用していてもプッシュだと意味がない
フリーベットブラックジャックのサイドベット
フリーベットブラックジャックには下記4つのサイドベットが存在します。
- ホット3(HOT3):ディーラーの最初の3枚が19/20/21になることに賭ける
- スリーカード(21+3):最初の3枚でポーカーの役ができることに賭ける
- いずれかのペア(ANY PAIR):最初の2枚でペアができることに賭ける
- バーストイット(BUST IT):ディーラーのバーストに賭ける
サイドベット自体はフリーベットブラックジャックにしかないわけではなく、ブラックジャックによってできるものとできないものがあります。
ホット3はプレイヤーに配られた2枚のカードとディーラーに配られた1枚のカードの合計3枚で「19」「20」「21」のいずれかになることを予想する賭け方です。
例えば、自分に配られたカードが「5」「7」、ディーラーに配られたカードが「8」だった時は合計が20なので的中です。
スリーカードは最初の3枚が「フラッシュ」「ストレート」「スリーカード」のいずれかになることを予想する賭け方です。
例えば、自分に配られたカードが「5」「7」、ディーラーに配られたカードが「6」だった時はストレートなので的中です。
サイドベットは避けた方が無難
フリーベットブラックジャックで利用できるサイドベットですが、リターンは少し低めに設定されています。
といっても、約94%程度の還元率となっているので低すぎるわけではありません。
しかし普通に遊んだ場合は還元率96%~97%、ライブカジノの場合は「98%台」に設定されていることも多いです。
そのため、勝てる確率は通常プレイの方がやはり高いといえます。
サイドベットで勝ちやすいのはどれ?
仮にサイドベットを利用する場合、一番勝つ確率が高いのはディーラーのバーストに賭ける「バーストイット」です。
ブラックジャックではディーラーは16以下だと必ずヒットが必要で、バーストする確率は約28%と約4回に1回強はバーストする計算です。
あまりバーストしていない時は賭けてみるといいかもしれません。
次に勝つ確率が高いのは、最初の3枚が19/20/21になることに賭ける「ホット3」です。
カードの配られ方の確率的に最初の3枚が19/20/21になる確率は約26%あります。
- 合計が19になる確率:9.6%
- 合計が20になる確率:7.53%
- 合計が21になる確率:8.94%
そのため、期待値はバーストイットに次いで高いです。
まとめ
フリーベットブラックジャックについてまとめます
- 大きな特徴はフリーダブルダウン、フリースプリット
- ディーラー22プッシュというデメリットも存在する
- サイドベットもできるが還元率は通常プレイより少し低い
フリーベットブラックジャックにはデメリットも存在しますが、若干プレイヤーに有利なルールが多いブラックジャックという印象です。
というのも、ディーラーが22でプッシュになった場合、負けるわけではなくベットした金額は戻ってくるからです。
特にフリーダブルは使えるタイミングが限られるものの、使える時は勝てる可能性が高いのでノーリスクでできるのはメリットだと言えます。
なお、サイドベットについてはカジノごとに配当も微妙に変わりますが、基本的にペイアウト率が普通にプレイするより低めなので避けた方が無難です。
ちなみに、フリーベットブラックジャックは下記オンラインカジノで遊べます。